先日の結婚式・・・
人前式がはじまり、結婚証明書にサインをする場面。
新郎新婦それぞれの立会人代表がサインをした後に、
「実はもう1人、この証明書にサインをして欲しい人がいます。」と司会者のコメントが入りました。
「あれ?そんなこと言ってたかな?」と考えていると、
「今日までふたりの結婚式を一緒に準備してきた担当のかわいさん。」と名前を呼ばれました。
突然のことに驚き、嬉しくて涙があふれ、
でも「しっかりこの役を務めなければ!」と緊張しながらペンを取りました。
後日、カメラマンさんからいただいた写真にもそのシーンがばっちりおさめられており、
新郎新婦さんが優しい表情でサインをする私を見つめてくれていました。
ふたりの表情から思いが伝わってきて、私はさらに感激したのです。
今までの人生でたくさんのたいせつな人に出会ってきた新郎新婦さんが、その思い出の1人に私を加えてくださったことが何よりうれしかったです。
結婚式の準備の中で、
余興を誰にお願いしよう、スピーチを誰にお願いしよう、受付を誰にお願いしよう
と考える機会があります。
選ばれたほうは緊張するかもしれませんが、
「なぜ自分を選んでくれたのか」その思いを聞くと、「よし頑張ろう」と喜んで引き受けてくれると思います。
今回のようにサプライズで選ばれることもありますが、
事前にお願いする際には招待状に必ず“ふせん”を入れてお知らせするので、そこに手書きで「よろしく!」とメッセージを添えるだけでも、
思いが伝わるかもしれませんね。
こんな小さな心配りにも、人の気持ちを動かす力はありますよ。
ぜひやってみてください!おすすめです。
VERT NOIR かわい